なかなかレポを書く時間が確保できず遅くなってしまいましたが、先日の姫路城マラソンの振り返り記事①です。
当日の朝から(というか、前日の夜から)の流れを簡単に。
前夜は21時半頃にベッドへ横になったのですが、なかなか寝付けませんでした。おそらくレース前であるため、無意識のうちに緊張や興奮があったのだと思われます。小心者のぼくはだいたい狙ったレースの前日にこうなります。なんとか改善したいものの、今のところ解決策を見出だせていません。
で、ようやくうとうと出来たのが22時半頃。しかしここからがキツかった。
ちゃんと眠れているのかいないのかはっきりしないような浅い眠りのまま寝返りを繰り返し、これはもう駄目だ、と起き上がったのが日付を跨いだ0時半頃。
えっ、2時間しか眠れてないの?
これには落胆しました。しかもここから再びすぐに眠れる気配もない。
また、こんな時間にも関わらず花粉症の影響か鼻水が止まりませんでした。ホテルの部屋の空気清浄機は全開にしてるのに。
何度も寝返りを打ちながらリラックスして眠れる位置を探したものの、どうにも眠れないまま2時を迎えます。睡眠がパフォーマンスに影響するのは、今シーズン嫌というほど経験してきているだけに、こんな状態で2時を迎えてしまっている状況に焦りました。しかし、焦れば焦るほど眠れなくなってしまい、負のスパイラルにはまっていました。
ここで悩んだのが、花粉症の薬を飲むかどうか、です。
この時点で、鼻水が気になって落ち着かない、というのも事実としてあったため、薬を飲むことで解消できるのではないかと考えました。また薬によって少しでも眠くなる、という副次的効果も狙いとしてありました。
しかし既に午前2時であり、薬の影響が翌日のレースにまで影響することは避けたい、とも思いました。薬を服用すると少なからずぼーっとしてしまうため、パフォーマンスが低下するのは嫌だな、と(過去に薬の影響でぼーっとしてしまい身体に上手く力が入らないことがありました)。
飲むか飲まないか、しばらく悩んだものの、何もしなければ現状を変えられないと思い、思い切って薬を服用することにしました。
当然すぐに効くはずもなく、薬の影響かどうかは分かりませんが、ぼくがようやくまどろんだのは午前3時頃でした。
仕掛けておいたアラームが午前5時になりました。
睡眠不足の影響か、それとも薬の影響か、とにかく頭がぼーっとする。唯一良かった点として、鼻水は止まっていました。
しかしこのコンディションは酷い。せっかくこれまで積み重ねてきたのに、レース当日にこんな状態なんて。本当にがっかりしました。
が、落ち込んでいる暇はない。怠い頭を抱えながら身支度を整えます。
朝食は、前日にコンビニで購入しておいたおにぎり1つとどら焼き1つ。あとはモルテンをちびちび飲みました。
ホテルから会場までの移動に時間は掛からないのですが、慣れない遠征であるため荷物をまとめる時間が必要でした。そのためゆっくりしている時間はなく、慌ただしく準備を整えて、6時45分頃にホテルをチェックアウト。事前にホテル側に伝えてあった通り、レースに不要な荷物はキャリーケースにまとめ、ホテルにデポさせてもらいました。
ホテルを出発して会場へ向かう途中、同じように多くのランナーらしき人たちを見かけました。おそらく皆向かう先は一緒。天候は晴れ。この時点では風もほとんどない。気温は低く空気は冷たいものの、条件は悪くない。むしろ良いと思いました。

ぼくがまず先に向かったのは、選手のアップ会場として用意されていた小さな公園。そこの一角に荷物を置き、いつものように一次アップとして2kmジョグをしました。これが7時15分くらい。
頭は相変わらずぼーっとしており、これは不安でしかなかったですが、脚の動き自体は悪くない印象でした。
ジョグ後にストレッチ、なんちゃってドリルをして、男子更衣室兼荷物預け場所に指定されている地下駐車場へ向かいます。これが7時45分くらいだったでしょうか。
更衣室でレースウェアに着替え、その上から100均のカッパを着ました。また補給食を2XUのハーフタイツのぽっけに詰め込みました。今回は、アミノサウルス2個(黒と白)、メイタンゴールド、ヴェスパハイパー、アミノショット青、です。またそれとは別に、ヴェスパとウィンゾーンのジェル1個(スタート直前に飲む用)を手に持って更衣室を後にしました。これが8時15分くらい。
トイレに寄ってからスタート地点を確認すると、既にAブロックはそれなりに選手が並んでいるのが見えました。が、もう少しくらい大丈夫かな、と甘く考え、ここから2次アップとしてジョグと流しを織り混ぜながら1km。その後スタート地点へ並びました。この時8時30分を過ぎていたかな?
何列目か分からないくらいAブロックの中盤くらいでした。本音を言えばもっと前に行きたかったですが、これはモタモタしていた自分が悪いので仕方ない、このポジションからのスタートを受け入れる事にしました。
ここでヴェスパを投入。
開会のセレモニーを見ながらも、ソワソワソワソワずっと時計を気にしていました。
8時50分になりウィンゾーンのジェルを投入。8時55分になりカッパを脱いで、沿道にいたスタッフの方へ渡しました(ゴミ回収の袋を持っており、みんなそのゴミ袋へカッパを捨てていました。また、正確に言うと、そのスタッフの方へ直接渡したのではなく、隣にいた選手が受け取ってくれ、そこからさらに隣にいた選手へとリレー形式でパスしていきました。こんな風に協力し合う形でスムーズにスタートを迎えられるのは本当にありがたい)。
この時点では風も寒さも感じませんでした。いける。絶対いける。そう信じてスタートの号砲を待ちました。
続きます。
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