【振り返り③】しまだ大井川マラソン

レース

ハーフを過ぎて後半戦に突入。

まだ動きに余裕はある。行けるぞ。

と思ったのもつかの間、23kmにしてラップが3’49″。

ん?若干落ちたか?

しかし集団も同じペースで進んでいたため、ここは上りに入ったからだと思い直しこのペースを維持。この時点で、折り返しを過ぎてから集団の人数が5~6人にしぼられていました。

24km手前の給水で事件(大袈裟w)が発生。なかなか上手く紙コップを掴めず、最後のテーブルで狙いをすましたカップに手を伸ばしたところ、掴む直前に前を走る選手に取られてしまいました。まぁこんな事はレース中ならよくある事でしょう。前の選手が悪い訳ではないですし、敢えて言うならぼくの位置取りが悪かった。

しかし暑さを感じ始めていて絶対にここは給水を取りたい(なんなら2個取りたい)と思っていたポイントだけに、取り損ねた瞬間は「マジか」という心の声が漏れてしまいましたw

ただ、この時点でまだ冷静さを欠いてはおらず、落ち着いて気持ちを建て直しました。大丈夫大丈夫、次の給水を確実に取れば問題ないさ。

25kmでアミノサウルスのジェルを投入。この辺りから集団がバラけ始めました。見次クラブでもご一緒させて頂いているクメさんとサカシタさん、それにもうお一方を加えた3人が抜けていきます。ぼくのラップは相変わらず3’50″前後を刻んでいたので、おそらくこのお三方は3’45″/kmに戻したのもしれません。

ここから30kmまでは3’50″くらいのラップが続きました。

しかしその時は突然訪れます。

30kmを越えて両脚の前腿がズドンと重くなりました。ピッチもストライドも上げられず、腰が落ちているのを自覚しました。自覚はしているものの、それを修正できるだけの余裕もありません。31km通過のラップは3’57″。「やはり」という想いと、「こんなに落ちるのか」という落胆が入り交じります。なんとか抵抗を試みるものの、どうにも身体が言うことをききません。

32kmでぺスパハイパー、34kmでメイタンゴールドを投入するも、焼け石に水といった状態。状況を打開できません。

32kmくらいかな?苦しい場面。

34kmまでは4’00″/km程度だったラップが、35kmに来て4’20″程度まで落ち込みました。この時点で2時間40分切りが難しいことを悟ります。

でもレースは投げない。今やれるベストを尽くすのみ。そこは変わらない。

37km過ぎの最後の折り返しを過ぎてここからは下り。しかし当然ペースは上げられず、正直止まってしまいたい衝動を何度も抑えてゴールに向かいます。

メイン会場が近づき、沿道にいた仲間からエールを貰います。その声援に応える走りは出来ませんでしたが、なけなしの力を振り絞ってゴール。

ゴールの瞬間。
後半のラップ。

続々とゴールする仲間を待って、健闘を讃え合いました。目標には遠く及ばなかったものの、暑い中迎えたシーズン初戦としては悪くなかったと思います。

レース後は脱水?のせいか若干気持ち悪かったです。水分を多めに摂り、少し落ち着いてから【おもてなしチケット】を利用して汁物をゲット。これを食べてから少し楽になった気がします。

ちなみにレースは曽宮さんの逆転優勝。いやいや、急遽出場することになって優勝できちゃう?半端ないっす。

月例しまだメンバーと共に優勝した曽宮さんを囲んで。

まだシーズンは始まったばかり。今回のレースで改めて課題が見えてきたので、ここから次のレースに向けて精進していきたいと思います。

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