振り返り:6/9(木) しずおか市町対抗駅伝 練習会

吉田町駅伝チーム

テレビや雑誌でこんなやり取りを目にする事がある。

「デビューのきっかけは何ですか?」

「街を歩いている時にスカウトされて」

【スカウト】

あぁ、それはなんと羨ましい響き。

私のような一般人には到底分からぬが、選ばし者だけが放つオーラがあるのだろうか。世のスカウト達はダイヤの原石を見抜く力があるのか。それとも、その辺に転がっている石ころでも磨き続けたらダイヤとまではいかずともそこそこ綺麗に輝く時が来るのだろうか。是非とも後者であってほしい…。

さて、私はこの日、我が街・吉田町の練習会に参加してきた。何の練習会かと言えば、駅伝の代表選考を兼ねた練習会である。

静岡県では毎年12月に、【しずおか市町対抗駅伝】なる大会が開催される。その名の通り、静岡県内の各市町代表に選出された小学生から40代以上の一般ランナーまでが全12区間を襷で繋ぐという、オラが村のプライドを掛けた熱いバトルである。

この大会の順位によって、その後1年間の県内市町のヒエラルキーが決定すると言っても過言ではない。

昨年(2021年)、我が吉田町チームは町の部で優勝を果たしている。これには出場していない私ですら興奮した。しかし総合では10位とまだまだ上位チームとの間には大きな差がある。当然上位チーム(上位の街)には頭が上がらない。

吉田町民である私が昨年総合3位の御殿場市にある「御殿場プレミアム・アウトレット」に行こうものなら、御殿場市民から石を投げつけられ罵詈雑言を浴びる事になるだろう。つまり下位チーム(下位の市町)は【翔んで埼玉】を彷彿とさせる差別や迫害を受けることになるのだ。よって、静岡県内では最重要案件と位置付けられているのが【しずおか市町対抗駅伝】なのである。

この吉田町チームの練習会が今年もまた開催されると知り、参加したという訳だ。

私が狙うのは6区40代以上の区間。現在39歳、今年の10月で晴れて?40歳になる。それまでにコツコツ走力を磨き、吉田町代表の座を射止めたいと思う。

そんな私がこの練習会に参加したきっかけは、当然スカウトである。

…はずもなく、自ら吉田町「生涯学習課」へ連絡し、参加申込書を提出したのだった。

あぁ、スカウトされるエリートランナーが羨ましい…。

スカウトの
エリート街道
行けぬなら
自ら道を
切り開くべし

すみません、前置きが長くなりましたw

この日の練習を紹介したいと思います。

前半はたっぷり時間をかけてドリル中心の動き作り。普段ひとりではやらない(というかドリルをあまり知らない)ため本当はここに参加したかったのですが、仕事が終わらず練習に遅刻。そのため動き作りが終わった後のメインメニューから参加しました。

この日のメインは15分間走。小学生から大人まで参加するため、走力に合わせてペース設定が異なります。

ぼくは中学生と同じトップグループで出走。といっても設定は厳しくはなく4’00″/km。中学校の土トラックは1周300mであるため普段と違って計算がしにくいのですが、1周72秒です。

スタート後、中学生の邪魔にならないように外側レーンをひたすら走りました。途中から、「この方が練習になるかも」と思い、わざと大きく外側を走ることに。

2日後に記録会を控えているという中学生達は10分間で抜けましたが、そこからトップに立って大人げなく15分間走りきりました。

中学生が抜けてから誰もラップを読み上げてくれなくなったため途中から自分でとりましたw

この直後、中学生達は最後に1000mを1本走って記録会前の刺激入れをするそうな。という事でここにも混ぜてもらうことに。参加した大人はぼくひとり。大人げなくムキになるw

トップ集団の中学生はやはり速くとても追い付けませんでした。おそらく3分を切ってゴール。ぼくは後半落ちてきた中学生を数人拾ってなんとか大人の意地を見せるw

結果は3’11″。

走りにくいデコボコした土のトラックで頑張った方だと思います。

という事でしばらくの間、毎週木曜の夜に(仕事が早く終われば)吉田町の練習会に参加しようと思います。

走力を上げ、なんとか代表の座を射止めたいと思います。

そして、吉田町民が安心して御殿場プレミアム・アウトレットに行ける日を実現させたいと思いますw

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