雨の日の練習はきつい。
「肉体的に」というよりも、どちらかと言えば「精神的に」。ウェアに着替えて玄関を1歩出るその瞬間がもっともハードルが高かったりする。事前に天気予報は確認しているし、窓から外を覗いているのだから答えは分かっているはずなのに、玄関ドアを開けた瞬間、「ですよねー」と改めて落胆してしまう。
もともと今日予定していたメニューは12kmの閾値走。アップと長めのダウン込みでトータル25kmくらい稼げればいいかな、と考えていた。
3’33″/kmが理想の設定タイムだが、だいたいクリア出来ない。後半は3’40″/kmくらいまでずるずると失速してしまうケースが多い。目標設定が高すぎるのかな?
まずは昨夜のうちに天気予報をチェック。
うーむ、悩む。ただでさえ最近は走りのバランスを崩している。雨に加えて風も強いとなると、とてもじゃないが設定をクリア出来る気がしない。世のランナー達は暴風雨の日をどんな風に過ごしているんでしょうか?
ぼくの場合、雨の日の選択肢はだいたい以下の4つ。
①気合いを入れて予定通りのメニューをこなす。
②実現可能なメニューに変更して実施。
③ジムに行ってトレッドミルで走ったり室内で筋トレ(体幹)をやったりする。
④これ幸いとばかりにランオフしてぐうたら過ごす。
先述の通り①は厳しい。体幹の重要性は理解しているつもりなので③もありだが、週末なのでなるべく距離も踏んでおきたいところ。一番魅力的なのは④。笑
悩んだ結果、②を選択。メニューは暴風雨でもやれそうなロングジョグ。ペースは特に気にせず、もう5’30″~6’00″/kmくらい掛かってもいいや、というつもりでスタート!
しかし進みませんね、身体が前に。分かっていたつもりだが、やはり風は強い。横から吹いていたかと思えば前からも来るし、向きが一定じゃない。なのになかなか追い風にはならないんだから不思議なもんだよね。笑
まずは自宅から大井川河川敷にあるマラソンコース「リバティ」の起点(一番河口側)までジョグ。そこからそのままリバティを北上する。
途中、リバティ1.5km地点(リバティには0.5km毎に距離表示があります)くらいから雨脚が強まる。その時点で既に濡れてたけど、よりいっそうびちょびちょに。もうね、ランパンが腿に貼り付きまくりw
それでも雨と風のおかげでこの時期にしては涼しく走ることが出来る。スピードを上げたら路面も滑るし、今日はロングジョグにして正解だったかも。
5’20″/kmくらいで気負わずに走る。最近気を付けている腕振りに意識を向ける。
目的地を明確に設定せず出発したロングジョグだったけど、この時点でなんとなくリバティの最北端(17.5kmくらいだったかな?)まで行って引き返そうと思っていた。
しかし…。
あら、そうですか。
確かにこの辺りは大雨になるとコースが水浸しになる箇所がいくつかあって危険。数年前、台風の日に実施された「しまだ大井川マラソン」でも所々3000m障害の水豪みたいになっていた事を思い出すw
仕方ない、素直に引き返しましょう。
帰りは追い風となり5’10″/kmを切るくらいのペースに。追い込む練習じゃないのでスピードは上げずにこのままのペースを維持。
という事で、今日はただの距離稼ぎのロングジョグ(トータル39km)で終了。ジョグとは言え補給用のドリンクを入れたザックを背負っていたので若干肩が張っている。面倒くさいけどストレッチしておきますか。明日後悔しそうだし。
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