既報の通り、11/11(木)に草薙激走会の練習に参加し、10000mで自己ベストを更新することが出来ました。今回はそのレポになります。
行く気満々で前日から準備していたものの、当日は仕事が慌ただしくなり、夕方くらいから雲行きが怪しくなり始めます。まずい、間に合わないか?と心配しながら、なんとか明日に回せる仕事は明日にできるよう調整をしました。予定よりも遅くなってしまったものの仕事を終え、急いで草薙陸上競技場へ向かいます。
結果的に競技場到着も予定より遅くなってしまったため、ここから急いで準備をします。この日はラン仲間との会話もそこそこに、着替えて少しだけジョグをしてストレッチをして。催しているかどうかに関わらず一応トイレに行っておく、というのもなんとなくルーティンになっていますw
シューズを履き替えて流しを入れたらもうスタート3分前。急いでスタート地点に向かいますが、この段階でちょっと良くないな、と反省しました。
仕事もそうなんですが、ぼくはマルチタスクがあまり上手にこなせていない、といつも反省しています。どちらかというと1つの事を深掘りしていく方が得意で、性格的にも合っているような気がしています。
そのため、大事な案件が複数重なると慌ててしまうというか、ちょっとテンパっちゃうようなところがあります。
この日は夕方から仕事で気になる事が複数あり、それを全部は解決できないまま切り上げてきてしまいました。そこからなんとなく心理的な焦りがあり、スタート直前になっても気持ちを切り替えられずなんとなく慌てているような焦っているような、そわそわ落ち着かない感じ。時間に追われていた、という要因もあるでしょうが、この辺りが未熟だといつも反省しています。が、すぐには成長できませんw
このままスタートを迎えてしまうと良くない流れや心理的な焦りを引きずってしまうと思い、努めて大きく息を吐き切りました。これ、何かの本で過去に読んだ事があるのですが、深呼吸をしようと思っても、焦っている時や緊張している時はなかなか上手く深い呼吸が出来ない。そんな時に、息をもうこれ以上は吐き出せないくらいまで吐く、という方法をぼくは取り入れています。すると、自然と大きく息を吸い込む事ができ、なんとなくリラックス出来て、なんとなく落ち着く気がします。この呼吸法が効果的なのか、それともぼくがこの方法を「効果的だ」と思い込んでいるから効いた気がしている(プラシーボ効果)のか、本当のところは良く分かりませんw
ただ、ぼく的には身体よりもメンタルに効くリラックス法だと思っていて、仕事のプレゼン前やレース前の緊張しているときなんかにこっそりやっています。
これで本当に落ち着けたのかさっぱり分かりませんがw、とにかく時間になってしまい、そのままスタート!
すぐに先頭集団が形成され、その後方に着きます。最初の1周は80秒。うーむ、悪くないんですが、これは3’20″/kmペースなのでぼくにとっては10000mまでちゃんと持つのか不安なペースではありました。
1000m通過は3’24″/km。なんとか自分の設定したペースに落ち着きましたが、先頭集団は速く、この時点で既に10mほど離れてしまっていました。この差を今のうちに詰めておいた方が良い気もしましたが、先述の通り先頭集団のペースでラストまで走りきれる走力はまだないと判断し、このまま自分のペースを守ることにしました。
本当は後方から第2集団が来ることを期待したのですが残念ながらその気配はなく、結果的にはラストまで先頭集団と後方集団との狭間で単独走となってしまいました。
先週の5000mTTに引き続きこの日も風が強く、ホームストレートを走る度に「あー、集団の中で風を避けたい」と思っていましたw
努めて「まだ大丈夫、まだ大丈夫」と頭の中で繰り返しながらレースを進めます。
しかし7000mでついに3’30″/kmを越えるラップを叩いてしまい、ここで少しだけ切り替え、改めて腰の位置に気を付けたフォームを心掛けました。
そしてラスト1000m、なけなしのラストスパート。


今日は改めて集団でレースを進められるメリットや心理的な負荷軽減に気付きました。単独走になってしまった今回は気持ち的にも苦しかったですが、これはこれで良い練習にはなりました。

じつは今回、前日の夜に妻と焼肉に行ってしまい、馬鹿みたいに食べまくり、馬鹿みたいに飲みまくり、不摂生?をして身体に負担を掛けちゃってました。当日の朝の体重も当然増加…。←しかもかなり増えていて愕然。嘘でしょ?
まぁこれも自分の甘さ故なんですがw、せめてレース前は自戒しなければと改めて反省しました。ここからまた精進します。
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