今回は12/2(木)に行われた草薙激走会5000mTT×2本を振り返ります。
11月中旬から仕事がものすごく忙しくなり、なかなか平日の練習時間の確保に苦労してきました。また帰宅が遅くなるため食事の時間が大きく変わってしまい、良かれと思って(食事も練習のうちと思って)食べた食事が却って内蔵に負担を掛けていた、という事も多かったです。また睡眠時間が減ったことで、なんとなくいつも身体が怠く感じられました。気持ち(メンタル)の問題かもしれませんが。
この日も残業になってしまい(最低限この日のMust案件だけ片付けて職場を後にしました)、そもそも間に合わないかもしれないと思いながらも草薙陸上競技場へ向かいました。5000mTTは2組行われるため(いつもは2本とも走っています)、最悪1本目に間に合わなければ2本目だけでも走ろうと思いました。5000mをガチで走るのは本当に苦しく、ひとりの練習ではペースを維持出来ません。そのため1本しか走れなくても参加する価値があると思いました。
しかしここから天のお助けか、いつもより出発が遅れたものの道中の混雑はあまりなく、スムーズに草薙陸上競技場に到着することが出来ました。これなら1本目から間に合う。ただし、アップの時間はかなり限られるため、ギリギリ最低限の準備だけを済ませて望むことにしました。
ラン仲間と会話しながらバタバタ慌ただしく支度を済ませ、いざ1本目がスタート!
走り始めて400mくらいで早くも同じくらいのペースで集団が出来ます。後ろの様子は分からないものの、おそらくぼくを含めて4人の集団。いつも単独走になってしまう事が多いためこれは嬉しい展開だと思いました。
しかし普段ひとりで練習しているせいか、単にぼくがトラックでの集団に慣れていないせいか、これがなかなか走りにくい。ハーフやフルマラソンであればコースの幅もある程度確保できるため横に広がれますが、トラックだとコーナーがあるためあまり大回りにはなりたくない、という心理が働きます。しかし内側を回ろうとすると誰かの後ろに着かねばならず、脚が引っ掛かりそうで思うように自分のペースで走れません。
1000m通過は3’17″。普段は最初に突っ込んで入るため3’12″くらいで1000mを通過しています。これが吉と出るか凶と出るかこの時点では分かりませんでした。
その後も集団で進みますが、とにかく走りにくい。そのため結局大回りになってしまいます。これは良くないと判断し、一旦ペースを上げて前に出ました。集団を引っ張る形になってしまいますが、自分のペースを維持できずにいるよりはよっぽど走りやすいと思いました。
1000~2000mは3’20″。もう2秒くらい速く行きたいところですが、ここでさきほど一旦後ろに下がったランナーのうちお二人がペースを上げて前に出ました。一旦は着こうと考えたものの、かなりのペースアップであるため無理をするのは止めました。多少前とのスペースが空いてしまうものの自分のペースを維持することを優先しました。
2000~3000mは3’21″。悪くはないですが、このまま少しずつ落ちていってしまうとまずい。ちなみにさきほどペースを上げたランナーのうちお一人は3000mで走り終えていました。なるほど、最初から今日の練習は3000mまでと決めておられたのかもしれません。
さきほど前に出たもうお一方との距離が詰まってきたため、ここで一旦またぼくが前にでます。普段は3000mを越えると脚が持たなくなってきますが、この日はまだ動きに余裕がありました。最初に突っ込み過ぎず、ここまでほぼイーブンで来ている展開が良かったのかも。
3000~4000mは3’20″。ここまで崩れずに走れているのは珍しく、さらにはこの時点でまだ身体がちゃんと動いているのを実感していました。もしかしたら自己ベストを更新でかるかも?と思い、なんとかラスト1000m。
ここでさきほど抜いたランナーがまた前に出ます。その背中を追いながら、ぼくも少しずつではありますがペースアップを図ります。
抜きつ抜かれつの展開を繰り返し、ラスト200m。なけなしのラストスパートでようやくそのランナーを振り切ってゴール。
結果は既報の通り、16分36秒で自己ベストを2秒更新することが出来ました。僅かな進歩かもしれませんがこれは嬉しかったです。忙しい中、わざわざ行った甲斐がありました。
ゴール後は胃から込み上げてくるものがあり、久々に吐きそうになりました。しかしここまで後半に脚が持つのも珍しく、これは前半落ち着いて入ったおかげかもしれないと思いました。いつもは2000mくらいまでを3’12″/kmほどで走り、後半失速するパターンが多かったです。「記録を狙うなら怖がらずに前半から突っ込まなきゃ」と勝手に思い込んでいましたが、ちゃんと自分に見合うペースでイーブンに刻んでいく方が良いのかも?
水分を補給し、すぐに始まる2本目に向かいます。
結果は以下の通り。
2本目は盟友(ライバル)A木さんが終始前に出てくれていたため、その背中を追い掛ける展開。そのおかげか記録は17分01秒と、2本目も自分としてはかなり好タイムでまとめる事が出来ました。
僅かではあるものの結果が得られて良かったです。仕事の忙しさはしばらく続きそうですが、それに合わせた生活スタイルを探し、なんとか練習時間や身体のケアに充てる時間(睡眠時間も)を確保していきたいと思います(もちろん家族との時間は最優先で!)。12/26(日)のトライアルマラソンに向けて体調を整えていかねば。
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