1/14(日)に地元で開催された吉田町駅伝のレビューです。
超ローカル大会である吉田町駅伝w
今回職場のメンバーと出場することになりました。そのため順位を狙う訳ではなく、基本的にただのお祭りとしてワイワイするのが目的。
とはいえ、個人的には週末のポイント練習を兼ねているため、区間賞ゲットを目標としていました(吉田町駅伝は【区間賞】という賞は用意されていませんが、要するに区間1位で戻ってくるのが個人目標、という意です)。
ぼくが任されたのは1区3.4km。この大会のために調整はしてないけど、なんとか3’10-15″/kmくらいでは行きたい。
この時点で注目していたのは、12月のしずおか市町対抗駅伝でチームメイトだった中学生エース・ハラダくん。彼が今回別チームの1区を走るという情報は事前に入手していました。彼が走るとなるとおそらく3’10″/kmくらいで走るはず。ただ、以下2点においてぼくにも勝機があるのでは?と思っていました。
①今回1区は3.4km。3000mまでなら中学生に分がありそうですが、距離が伸びるほどおじさんが有利なのでは?
②受験生(中学3年)でもあるため既に部活は引退してあまり走れていないのでは?
うーむ、これはなんとも言えませんが、ベストを尽くすのみ!という事に変わりない。
スタートが10時10分であるため朝はゆっくり出来ました。そこで8時に自宅を出発して、ジョグで会場となる吉田中学校まで。会社の先輩であるマツモトさんが早朝から確保してくれていた陣地へ合流。
その後、コース確認のためマツモトさんとゆっくりジョグでコースを回りました。
この日は珍しく風も穏やかで走りやすそう。気温は低いものの、陽射しが強くて体感的には暑いくらい。
その後、続々と集まるメンバーとワイワイ談笑。このチームでガチで走ろうとしているのはぼくだけ。温度差は否めないw
スタート前には妻と息子(1歳9ヶ月)も応援に駆け付けてくれました✨
と、ここで眼を疑う光景が。
IAU24時間走世界選手権で日本代表としても走っている我らがスーパースター・曽宮さんの姿が!
嘘でしょ?
なぜこんな超ローカルレースに?
話を聞くと、知り合いの応援に駆け付けたのだそう(ちなみに島田市から走って来て、もちろん帰りも走って帰るw)。
危ないぜー。こんな田舎の超ローカルレースを荒らしに来たのかとヒヤヒヤしましたw
アップを終えてスタートラインに整列したところで、一際オーラを放つ選手が一人。年齢は20代。シューズも初代アルファフライだし、見るからに速そう。
聞くと、市町駅伝でスタッフを努めて下さったヤマニシさんの息子さんとの事。大学まで陸上(長距離)をやられていたそうで、フルマラソンの持ちタイムはなんと2時間30分。…終わた…。
ただ、最近はあまり練習出来ていないという本人談。フルの記録も何年か前に走った時のものだそう。でもスタート前のこーゆーやり取りって謙遜だったり保険だったりするからアテにならないw
「3’10″/kmくらいで行ければ」という事だから、ハラダくんと同じくらいで行きそうな気配。かつ、3’10″/kmだったら余裕があるという事なのだろう。
むむむ、これはまずい。息子の前で区間賞を取って格好つけたかったのに。
という事で、ライバル2人に競り勝てるか半信半疑ながらも、いざスタート!
第1区は中学校のトラックを1周してから外周へ。ロードに出る時点で既に先頭集団はハラダくん・ヤマニシさんの息子さん・不器用なタクミの3人に絞られました。
2人の後ろに着いて迎えた最初の1kmは3’09″。想定通りの入り。問題はここから。
1kmを過ぎた辺りから前を行く2人のペースが若干落ちたように感じました。オーバーペースという程ではないはずだし、落ちるにはさすがにまだ早い。
罠?w
誰かに前を引いて欲しいのかな?と勝手に解釈。
いいでしょう、ここは大人の役目だね。まんまと罠にかかりましょう。笑
という事でここで不器用なタクミが前に出ます。ただ、後ろの2人がラストに脚を残している事を想定して、こちらも安全運転に切り替えました。
そのまま2.5kmまで。しかし後ろの足音も聞こえなくなり離れた様子がありました。どうせラスト1km。こちらも脚は残してあるためここからペースアップ。
中学校のグラウンドに戻り、曽宮さんから「後ろだいぶ離れてます!」の声に一安心。気持ち良く第2走者へ襷渡し。なんとか区間1位を守れました。
レース後すぐに息子のもとに駆け付ける。しかし妻の話によると、息子はちっともパパのレースなんか見ていなかったらしいw
だよね、興味ないよねー。でもパパ一応頑張ったんだぜー。
ちなみにチームは後半も粘り、まさかの6位でギリギリ入賞!
みんな頑張りました✨
地元のちょっと地味な大会だと思っていましたが、思いの外参加人数も多くて盛り上がりました。チームだけでなく、妻も息子も楽しめた様子。来年も機会があれば出場したいと思います!
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