今日は多くを語るとただの言い訳になってしまうのでなるべく簡潔に。いや、でもたぶん言い訳してしまう。
今朝は月例しまだの練習会に参加しました。メニューはいつもの通り、30kmPR一択。じつに10月以来、3ヶ月ぶりです(11月はジュビロと重なりDNS、12月は朝起きたら喉が痛く大事をとってDNS)。
2/26(日)に迫る姫路城マラソンに向けて絶対に外せない大事なポイント練習でした。
行きの車ではこちらを摂取↓。
会場となる島田市の大井川河川敷にあるマラソンコース【リバティ】13km地点へ到着。すぐにアップを開始します。
事情により到着がギリギリになってしまったため、いつもより短く2kmジョグ。すぐにシューズを履き替えます。今日も写真は撮り忘れていますが、シューズはヴェイパーフライNEXT%(2ではなく)。
ドリルやストレッチをする時間もなかったため、スタート地点へ並んでからやれる範囲で少々。
設定は3’45″/km。やれるかどうか、じゃなく、やるんだ。気持ちだけはそのつもりでいました。そしてスタートの時を迎えます。
スタート直後から、自分の出力(体感)とラップに乖離がありました。頑張っているつもりなのに設定の3’45″/kmに届かない。完全におかしい。
そしてそれは5kmを迎える前から顕在化し、10kmを迎える頃には既に4’00″/kmというラップを叩いてしまう有り様。このまま続けても意味がないため、思い切って途中で止めて身体を休ませた方が後々のためには良いのでは?と何度も思いました。
が、止められなかった。
何故か?
今まだぼーっとする頭でこれを書いているため冷静には振り返れていないのですが、おそらく怖かったんだと思います。
ぼくは昔から甘え癖があるから。途中で止めちゃうの、怖いんです。
「冷静に(このままじゃ練習効果が薄いと)判断して止めるのか?」
「本当は苦しいから甘えてるだけじゃないのか?」
いつも同じように自問自答する。
決して苦しさに打ち勝って走り続けることを選択してるんじゃなく、ぼくは答えが出せないから惰性で走り続けているんだと思います。止めちゃったらもう速くなれないような気がして怖いんです。ぼくの語彙力じゃ上手く言えないけど。
途中からフラフラして脚と腹筋に力が入らない。また、その体調の悪さと因果関係は不明ですが、お腹も下していました。この30km中に2度トイレにピットインする始末。
後半はただのジョグになっていました。結果は2時間06分36秒。
悔しかった。もっとやれるはずだったから。それに今日の練習会は凄くレベルの高いランナーが集まっていて、その中に揉まれてぼくも走りたかった。
走り終えるといろんな人が、「今日はどうしたの?」と気遣ってくれる。口を開けば言い訳がたくさん出てきそうで、「ちょっと体調悪かったみたいです」とだけ濁す。
その時、事情を知っているモリシタさんが、「睡眠が小間切れになっちゃうと自律神経とかも乱れて体調崩しちゃうんじゃないですか?」と皆の前でフォローしてくれました。
たぶんぼく自身、本当はいっぱい言い訳したい気持ちもあって、だからこそ、ぼくの気持ちを代弁してくれるようなモリシタさんの気遣いが本当に嬉しかったです。
帰る間際にはユウコさんが皆から離れたところで、「お互い今は大変だけど、きっと乗り越えられるから。頑張ろう」と声を掛けてくれる。
サイトウさん、アオキさん、ハマダさんも、多くを話し掛けてきたりせず、基本的にそっとしておいてくれる。そして帰り際に、「来月また頑張ろう」とだけ言ってくれる。
この人達、いつの間にこんなにぼくの性格を把握したんだろう。誰もべたべたとぼくを慰めたりなんかはしない。ぼくがそれをして欲しくないという事を知ってるから。
いつの間にか、凄く昔からの友人のような仲間になった。そんな風になれた。それが今は本当に嬉しい。彼らがいてくれて良かった。本当にそう思った。
ランの悔しさはランでしか返せない。今夜はゆっくり休んでまた出直そう。
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