1/9(木)の練習レビューです。この日は草薙激走会の練習に参加しました。新年1発目。
この日のメニューは月初恒例となる5000mTT×2本。過去のデータを振り返ると、昨年1月の同じメニューでは1本目を16分55秒(3’23″/km)で走っていました。
月末の大阪ハーフで昨年越えを果たすためにも、練習の時点で昨年を越えていきたい。
そこでこの日の目標は16分50秒(3’22″/km)としました。
不安があるとすれば疲労。
1月に入ってからも距離を踏んでいる(昨年比)ため、少なからず身体が重い。この日もアップの時点でなんとも言えない怠さがありました。
とはいえ大阪ハーフでベストを更新するためのマイルストーンとして、やはりこの日の練習は必ずクリアしておきたい。ニュースでは最強寒波が到来なんて言っており、この日も西ヶ谷陸上競技場に到着した段階で外気温2℃。しかし目標は修正することなくやるだけ。
あ、ちなみにこの日のシューズはタクミセン10。
5000mTT 1本目

1本目、いざスタート!
ところが…。
走り出しからちっとも身体が思い通りに動かず。最初は寒さのせいかと思ったのですが、どんどん周りの選手からも遅れをとっていく始末。
余裕のないまま通過した最初の1000mがまさかの3’27″。
嘘でしょ?
目標は3’22″なのに出だしの1000mで3’27″。そして全く余裕もない。これはちょっと調子が悪い、というレベルじゃない。案の定、続く2000m通過ラップは3’30″と落ちていました。
また以前も報告しましたが、この日も2400mを通過した辺りから左ハムストリングスの硬直(思い通りに動かせなくなる)が発生。なんなんだろう、この現象は。
その後は全く良いところなし。しいて挙げるなら途中で投げ出さずに5000mを走りきったことくらいか、誉められるのは。

5000mTT 1本目:17分36秒(3’31″/km)
目標から大きく乖離している残酷な結果。
5000mTT 2本目
当然2本目になって急にパフォーマンスが上がる、なんて事は期待できず。あっという間に2本目のスタート時刻に。
ここはタイム云々ではなく今やれるベストを尽くすだけ。

2本目、いざスタート!
2本目は序盤から安全運転で巡行。
1000mの通過は3’36″。
ここから後半落ちることも覚悟しましたが、結果的には大崩れせずに着地。


5000mTT 2本目:18分04秒(3’37″/km)
「今やれる事はやった」と評価して良いのか、「当初の目標をクリア出来なかった」と反省すべきか。
前者の方がメンタル的には救われるものの、甘やかしているだけな気もするので評価が難しいですね。
過度に反省する必要はないですが、「どうして今回目標を達成出来なかったか?」をもう少し深掘りして次に繋げたいと思います。
ちなみに、少なからず1本目の疲労があるはずの2本目では左ハムの硬直が発生せず(全く出なかった訳ではないですが、1本目のようなコントロール不能には陥りませんでした)。
ここから考察するに、左ハムの症状は単純に疲労から来るもの、とは言いきれないと思っています。
もちろん元の原因はオーバーユースかもしれませんが、走る速度によって発生具合が異なるような印象です。
データ母数が少ないためなんとも言えませんが、少なくとも今日のコンディションでは3’31″/kmでは発生するが3’37″/kmでは発生しない、とも言える。これってちょうどぼくの閾値付近。ここにダメージの境界があるのかも。
この点は引き続き観察していきたいと思います。
大阪ハーフでこの症状が出ないといいのだが…。
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