10/7(木) 草薙激走会 5000mTT×2

草薙激走会

10/7(木)朝。

起きてみると、ほんのり頭痛が残っているものの寒気はなくなっていた。熱を測ると35度8分。おぉーっ、平熱に戻ってる!

しかしまだ油断は出来ない。でも、このまま熱が上がらなければ今夜の激走会には行けるかも。身体と神経にストレスを与えないよう、仕事は手を抜い…リラックスして行うことにする。

ありがたい事にその後は発熱もなく、夕方には頭痛も治まった。唯一、違和感が残っていたのはワクチンを打った左腕の痛みだけだ。しかしそれも走りには大きく影響しないと思えた。という事で、仕事を終え、急いで草薙陸上競技場へ向かう。

しかし道中、車のフロントガラスにぽつりぽつりと雨粒が当たり出す。マジかー、やんでくれないかなー、と思いながら目的地へと急ぐ。

夜7時の草薙陸上競技場。

想いは届かず、トラックに着いた途端まさかの土砂降り。嘘でしょ?w

がっかりしたが仕方がない。「皆さん、今日の5000mTTは雨なので一律20秒差し引いたタイムが正式記録になります」とは誰も言ってくれない。誰も認めてくれないし、仮にそう言われたところで自分が納得しないだろう。雨だろうが関係ないし、やるしかない、頑張りましょ。

続々と集まってくるラン仲間たちと挨拶し、時間もないためアップを開始。わざわざ雨の中ジョグするのも微妙だなー、と思い、草薙陸上競技場2Fにある室内トラックへ向かう。

草薙陸上競技場の2Fにある室内エリア。

今夜の5000mTTは自己ベスト更新を狙っていた(というか毎月狙ってはいるんですがw)。少しずつ涼しくなってきたため、このあたりで昨年11月に出したベスト(16’45″)を超える走りをしたい。

本気ならアシックス。まだ乗りこなせていないがメタスピードスカイでベストを狙う。

スタート直前、ラン仲間のY崎さん(これイニシャルにする意味あるかな?w)と会話する。今日の1本目は16’30″くらいを狙っていく(3’18″/km)とのこと。おぉーっ、まさかの一致。という事でY崎さんの背中を追っていくことにする。

1本目、いざスタート!

1000m:3’16”

集団の中で上手くポジションを確保できずなかなか神経を使う。しかし意識的に気持ちを落ち着かせ、突っ込み過ぎないようにする。

2000m:3’18”

オーケーオーケー、ここまでは想定通り。このところ、2000m以降で落ちてしまう展開が多いためここからなんとか粘りたい。集中してY崎さんの背中を追う。

3000m:3’23”

設定から落ちた。やっぱなー。途中から気付いてた。だって脚が動かなくなってきたし、単純にしんどかったし。Y崎さんの背中も離れてしまった。

4000m:3’36”

もうね、全然落ちまくり。こうなると悪い流れは止まらない。Y崎さんの背中が離れて集中力も切れたのかも。

5000m:3’33”

ラストにせめて一矢報いたかったが、切り替えることは出来なかった。

そしてゴールから約8分後。呼吸は戻ったものの、身体と気持ちは全く戻らないまま2本目がスタート。

3’36”-3’33”-3’39”-3’39”-3’35”

結果は当然イマイチ。しかしこの2本目、負け惜しみではなくじつは収穫もあった。

前を行く速いランナーさん達のフォームを見ていて、最近すっかり失念していた”ある感覚”を思い出した。

過去にもこのブログでお伝えしたことがあるが、ぼくは以前、「前傾姿勢」の意味を履き違えており、反り腰(という表現が正しいのか分からないが、上半身を前傾させ背中を反ってお尻を後ろに突き出したようなへっぴり腰のフォーム)で走っていた経緯がある。当時、フルマラソンの大会では30kmを過ぎると毎回太腿の前側がぱんぱんに張ってしまい動かなくなっていた。

あれからフォームの改善に取り組み、最近は多少マシなフォームで走れるようになっていたつもりだった。しかし一度染み付いた走り方は簡単には拭えず、レース後半の余裕がないときや慢性疲労が溜まっているときなどは、いつの間にか悪いフォームの癖が現れる。

ここ最近メタスピードスカイを履いていて腿の前側に強い張りを感じていたのは、何もシューズだけのせいじゃない、おそらくぼくのフォームが崩れていたせいではなかろうか。メタスピードスカイはストライドを伸ばす効果があるという。それがきっかけで、過去のフォームが蘇ってしまったのかもしれない。思えばここ最近、疲労のせいもありフォーム(特に腰まわり)への意識が疎かになっていたことは否めない。

ここから1ヶ月間、改めて腰まわりへの意識を高めてフォーム修正に取り組みたいと思う。そして来月の激走会では1年ぶりに5000mのベスト更新だ。

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