今日は月例しまだの練習会に参加してきました。メニューは恒例の30km走。今日は3’50″/kmくらいで行けたらいいなー、と考えていました。
ところが、予報では曇りだったはずが、今朝起きてみると外は雨。激しく降っている訳ではないものの、明確に「降っている」と認識できる降り方。しかも今朝は気温が低く、寒くすら感じました。
とは言え、冬を乗り越えた後であるためこれくらい行けるっしょ、と軽く考え、身支度を整えて出発しました。←この甘い考えが後に失敗だったと気付きました。
今日はいつもより到着が遅れ、着いたのはスタート30分前(いつもは1時間前までには着くようにしています)。そのため急いでアップを開始しました。
雨の影響もあり、3kmジョグをしたところでそれなりに濡れてしまったため一旦車に戻り、アウターを脱いだりシューズを履き替えたりと準備を整えました。その後、ストレッチとドリルをしようと車を降りてスタート地点に目をやると、既にスタート前の集合写真を撮影している!
そこで慌てて走ってスタート地点へ。
今日は冷たい雨のせいか、参加者がかなり少なかったです。
時間がなく、ストレッチもドリルも流しも出来ないままスタート時間を迎えました。仕方ない、これも自分のミス。どこまでスムーズに動けるか不安でしたが、いざスタート!
スタートから多少ペースの上下はあったものの、それなりに安定して3’50″/km付近で進めたような気がします。ただ選択ミスだと思ったのはウェア。今日はノースリーブを選択したのですが、これが雨に打たれ風に吹かれ、なかなか寒かった。しかも寒さのせいか、スタートして僅か2kmで早くも尿意を感じていました。スタート前、最後にトイレを済ませておくべきでしたが、その時間が今日はなかった。そのため今日はずっと我慢しながらの戦いとなりました。←いや、行きゃいいんですけどねw
しかし15kmを過ぎ、ここで尿意が強まったのを感じました。前傾姿勢も思い通りにキープ出来ないため、この辺りで一旦トイレを探して行っておこうと考えました。が、探し始めるとなかなかないのがトイレ。マーフィーの法則か!とツッコミながら走り続けます。
結局、ちょうど良い場所にトイレを見つけることが出来ず、20kmを越えてからコース脇にあるトイレき駆け込みました。
トイレを済ませてコースに戻ると、見次クラブでもご一緒させて頂いているヤギさんがちょうど走ってくるのが見えました。スタート前に話した記憶では、今日はヤギさんは4’00″/kmで行くと仰っていたはず。そこで、「ヤギさんに追い付かれないようにしよう」、気を引き締めてリスタートしました。
トイレ効果のおかげか前傾姿勢を保てるようになり、20km過ぎからは3’50″/kmを僅かにですが切るペースで走っていくことが出来ました。
ところが、24km付近に差し掛かり、聞き覚えのあるボスボスという足音が耳に入りました。最初は聞き間違いかと思ったのですが、足音は明らかに近付いてきます。
えっ、これってもしや、ヤギさんのアルファフライの足音では…?
その予感は的中し、24km地点でヤギさんに並ばれ、そして一気に抜かれてしまいました。慌てて時計を確認しますが、ぼくのペースは落ちていません。という事は、ヤギさんがかなりペースを上げてきている。この時点では、「もしかしてヤギさんは25kmでやめるつもりなのでは?」と思っていました。だからこそのラストスパートなのかな、と。
しかし25kmを越えてもヤギさんの勢いは止まりません。このままラスト5km行くつもりだ。となれば、このまま離されて終わる訳には行きません。そこでここからヤギさんに追い付くべく、ぼくもペースを上げることにしました。
26km通過。この1kmは3’37″。しかしまだヤギさんには追い付けません。
27km通過。この1kmは3’36″。ここでようやくヤギさんとの差が詰まったのを感じました。
そこで手を緩めずキープし、ついにヤギさんを捕らえました。そして前へと出ます。ここからはいつヤギさんがまた並んでくるかヒヤヒヤしながら走り続け、なんとかこのままゴール。
完走後に時計を確認すると、ラスト5kmのラップはすべて3’40″/kmを切っていました。30km走のラスト5kmを3’40″切りで揃えられたのはおそらく記憶では初なのでは…?
完全にヤギさんのおかげです。ヤギさんがいなければあのまま無難に3’50″/kmで刻んでいた事でしょう。やはり走力の近い仲間がいる、というのは大きな刺激になります。
ラストを追い込めたためかなり良い練習となりました。が、その代償は大きく、今もまだハムがめちゃくちゃ張っています。明日走れるかな?
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